初めての登山。
「続けるかどうか分からないし、できれば家にあるもので済ませたい」
「なるべく安く最低限だけ揃えたい」
——そんなふうに思う方は多いはずです。
この記事では、登山初心者が最初の一歩を安心して踏み出せるように、
家にあるアイテムで代用できる装備 と
ユニクロ・ワークマンで揃えられるコスパの良いアイテム を厳選して紹介します。
必要以上にお金をかけなくても、
安全に・快適に歩くためのポイントはしっかり押さえられます。
無理なく、気軽に始めるための“現実的な持ち物ガイド”として活用してください。
登山って特別な装備が必要?最初は「最低限」でOK
筆者は登山を始めたばかりの頃、大山(ケーブルカーなしで下社まで)、弘法山、高尾山(一号路)といった低山に、全身エアリズム(下着も)、スニーカー、仕事用リュックといった、家にあるもので登っていました。特別な登山用装備は何一つ持っていませんでした。
このように、初めての登山では特別な装備はまだ必要ありません。もちろん、登山には万が一に備えた装備が推奨されますが、まずは家にあるもので代用できるものを活用し、最低限揃えておきたいものだけを押さえることで、安全に登山を楽しむことができます。
これから紹介する装備は、あくまで日帰りの低山登山を前提としています。初めて山に挑戦する方や、登山を続けるかどうか迷っている方でも、無理なく準備できる内容になっています。
基本の持ち物リスト
日帰りの低山登山なら、すべて登山用品を揃えなくても大丈夫です。
まずは 家にあるもので代用できるアイテム を活用しつつ、
安全のために必要な“最低限の購入アイテム”だけ 追加すればOKです。
以下では、初心者が迷わず準備できるように「家にあるもの編」と「購入編」に分けて紹介します。
家にあるもので代用できる持ち物
初心者が最初に揃えるべきアイテムの多くは、実はすでに家にあるものばかりです。
これだけでも 低山の日帰り登山なら十分対応できます。
リュック(必須)
家にあるものでOK。20~30Lのものが使いやすいです。
筆者が初めての登山で使ったのは仕事用にAmazonで5000円、25Lのリュックでした。

モバイルバッテリー(必須)
GPSアプリを使うと電池消費が激しいため、スマホの充電用に必ず持参。小型のものでOK。万が一にも濡らしたくないのでジップロックに入れています。
ファーストエイド(最低限でOK)
登山用のセットでなくても、以下の“最低限”があれば問題ありません。筆者はジップロックに入れてまとめています。
- 絆創膏
- 鎮痛剤
- 常備薬
- テーピングテープ(応急処置に便利)
- 生理用品(女性なら)ケガなどで出血し場合にも使用可

トイレットペーパー(必須)
芯を抜いて軽くつぶしてジップロックに入れます。山のトイレは紙がないこともあります。ティッシュとしても使えます。

ゴミ袋(必須)
山にゴミ箱はありません。ゴミは必ず持帰りましょう。筆者は自宅で食材保存に使ったジップロックをゴミ袋用に使い回しています。見た目は綺麗だけど、食材用に使い回すのは衛生的心配ですし、ゴミを入れても臭いが漏れにくいので一石二鳥です。
飲み物(必須)
季節にもよりますが、最低1L〜1.5Lは目安。ペットボトルでOK。
行動食(必須)
チョコ、飴、ナッツ、カロリーメイトなど、手軽にカロリー補給できるもの。筆者はわざわざ買わずに、自宅にあるお菓子で済ませてしまうことが多いです。(夏のチョコは溶けるので注意)
ザックカバー(代用可)
わざわざ買わなくても、45Lゴミ袋+テーピングテープで代用可能。雨の応急対策になります。100%雨が防げるわけではないので、心配ならゴミ袋をもう一枚用意しパックライナー替わりに使用するのも◎。

ウェットティッシュ
手洗いできない場面で便利です。
日焼け止め
標高が1000m上がると紫外線は約10%増えると言われています。自宅で日焼け止めを塗っても汗で落ちてしまうので筆者は1時間おきに塗り直しをしています。
汗拭きシート
筆者は山頂に着いた時や、下山した時に使用しています。夏はさっぱりしますし、冬は汗冷えを軽減できます。
タオルや手ぬぐい
汗を拭いたり、手を拭いたりしますので、あると便利です。
購入しておきたい最低限のアイテム
ここからは、“安全のためにだけは買っておきたい”3つのアイテムです。
どれも筆者は最初持っていませんでした(良い子はマネしないで下さい)が、必須装備です。
レインウェア(雨具)
急な雨や、寒い時には防寒具にもなります。上下セパレートタイプのものを用意しましょう。最初は ワークマンの上下3000〜5000円台 のものでOK。
WNR001 イナレム(R)レディースレインスーツ | ワークマン公式オンラインストア
ヘッドライト
万が一道迷いやケガで下山が遅れた場合、ヘッドライトがないと行動不能に。
“ライトなしでの下山”は初心者が最も危険な状況のひとつです。2000円前後のもので十分。災害時の備えにもなります。
熊鈴
丹沢や関東の低山でもクマの目撃は増えています。心理的な安心感はかなり大きいアイテム。
ここまでの持ち物が揃えば、日帰りの低山登山なら十分です。
次は、同じく「家にあるもの+最低限買うもの」で準備できる服装編を紹介します。
登山の服装|家にあるもの+最低限買うものでOK
初めての登山では、わざわざ高価な登山ウェアをそろえる必要はありません。
実際、筆者も最初は家にあったユニクロのエアリズムで登っていました。
大切なのは「汗を乾かす」「冷えない」「動きやすい」という3つだけ。
このポイントさえ押さえれば、普段着や手持ちのアイテムで十分対応できます。
ここでは、家にあるもので代用できる服装と、最低限買っておくと安心なアイテムを紹介します。
速乾Tシャツ
化繊素材の速乾Tシャツは必須です。家にあるものでOKですが、なければ購入しましょう。筆者が実際に使用したのはユニクロのドライEXクルーネックTシャツでした。素材はポリエステルかメリノウールのものが◎

冬はTシャツの下にGUのアクションサポートインナーTを着ていました。今は販売していないようです。ユニクロのエアリズムクルーネックT/長袖が似ていますので、リンクを貼っておきます。

冬の寒がりさんにはワークマンのオルトテックサーマル長袖クルーネックがオススメ。筆者は滝汗族なので、真冬でも厚手のベースレイヤーは着れません💦
2429 オルトテックサーマル長袖クルーネック | ワークマン公式オンラインストア
ストレッチパンツ
パンツの推奨素材はポリエステル、ポリウレタン、ナイロン、メリノウール。筆者はユニクロのウルトラストレッチアクティブジョガーパンツを使用していました。

ユニクロ公式 | ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ
冬はワークマンのメリノテック(R)アクティブインサレーションクライミングパンツが◎
MW103 メリノテック(R)アクティブインサレーションクライミングパンツ | ワークマン公式オンラインストア
中間着
体温調節のために羽織るものを持って行くイメージです。季節によっても異なります。こちらも素材は化繊のものを選びましょう。筆者はユニクロのドライEXUVカットフルジップパーカを使用していました。紫外線対策としても利用でき、普段使いにも便利です。

ウィンドブレーカーには、ユニクロのポケッタブルUVカットパーカを使用していました。風速1mで体感温度は-1℃と言われており、風対策も大事です。専用の収納袋でコンパクトにできるので、荷物も嵩張りません。寒い時期ならレインウェアでも代用できます。

ユニクロ公式 | ポケッタブルUVカットパーカ/NANODESIG
冬はワークマンのメリノテック(R)アクティブインサレーションスタンドジャケットがオススメです。
MW101 メリノテック(R)アクティブインサレーションスタンドジャケット | ワークマン公式オンラインストア
防寒着
冬は休憩時の防寒着も必要です。冬でも登ってるときは暑くて汗をかき、止まると一気に汗冷えで寒くなります。筆者はユニクロのウルトラライトダウンジャケットを今も愛用しています。

ユニクロ公式 | ウルトラライトダウンジャケット/NANODESIGN
靴・靴下
「初めての登山でわざわざ登山靴を買いたくない」という方もいると思います。筆者自身も、大山(下社まで)、弘法山、高尾山(1号路)はすべてスニーカーで登りました。
筆者が使用したのはニューバランスWL315というモデル(現在は廃盤)で、ウォーキング用のスニーカーです。

とはいえ、「スニーカーで大丈夫」と万人に推奨しているわけではありません。
人によってバランス能力や体力が違うため、必要な装備は変わります。少しでも不安がある人や、岩場がある山に行く場合は、やはり登山靴のほうが安心です。
靴下はできればくるぶしソックスではなく、裾から素足が見えない丈のものを。
草に触れただけでかぶれてしまうこともあります。素肌を出さないほうが安全です。
帽子・手袋・サングラス
筆者は初めての登山の時はどれも持っておらず、帽子・手袋・サングラスは使用しませんでした。ただ、帽子やサングラスは日焼け対策になりますし、寒い時期は手袋はあった方がいいでしょう。

ユニクロUVカットキャップ2WAYストレッチ
ユニクロ公式 | UVカットキャップ2WAYストレッチ
ユニクロサングラス/スクエア
ユニクロ公式 | サングラス/スクエア
ワークマンエックスシェルター(R)断熱βムービンググローブ
XW304 エックスシェルター(R)断熱βムービンググローブ | ワークマン公式オンラインストア
帽子とサングラスは何でもOKです。手袋はユニクロの商品だとレーヨンが入っていたので、ワークマンで揃えた方が良いでしょう。
まとめ|まずは家にあるもので、無理なく始めよう
初めての登山は、必ずしも高価な道具をそろえる必要はありません。
この記事で紹介したように 家にあるアイテムを活用し、必要最低限の安全アイテムだけを追加すれば、日帰りの低山なら十分楽しめます。
ユニクロやワークマンのアイテムだけでも、登山に必要な服装や小物は揃えられます。
登山を続けていく中で「もう少し軽いザックが欲しい」「防水の効くシューズに替えたい」など、少しずつ自分に合った装備にアップデートすればOK。
まずは身近なユニクロ・ワークマンのアイテムで、気軽に登山デビュー。
低山で安全に、快適に歩く楽しさを体験してください。


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